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ネックレス・チェーンの修理について

ジュエリーの修理で最も多いのはこのネックレスの修理です。(チェーンの切れや金具の不良など)

一口にネックレスの修理といっても、その原因は様々なパターンがあります。

 

①丸環の外れ



ネックレスの金具は丸環でチェーンと繋がっていますが、この丸環は通常クチアキといって完全につながっていません。これはネックレスを引っ張ったときに首が締まらないようにある程度の力で切れるようにするためです。ですので、何かに引っかけたり、お子さんが引っ張ったりするとそれほどの力でなくても切れてしまいます。丸環が残っていて使える状態であれば、そのまま繋げれば完了となりますが、丸環はとても小さいので切れた際にどこかに紛失してしまっているケースも多くあります。この場合は同素材の丸環を取り付けます。

金具が残っている場合はご自分で修理することも可能です。必要なものは2個のペンチ。100円ショップで売っているようなペンチでも大丈夫ですが、細かい作業のため、先の長いラジオペンチがおすすめです。カンの端と端を2個のペンチを使って付け合わせます。金属には元に戻ろうとする性質があるため、ペンチでぴったりと付けていてもペンチを外すと隙間ができてしまいます。このため、ペンチで付け合わせる時は少し通り過ぎる程度に合わせると、ちょうどいいくらいに調節されます。

〇当店の加工代金 丸環の外れ 500円~

 

②チェーン切れ



チェーン自体が切れてしまっている場合は、溶接修理になります。チェーンの素材に合わせたロー材を使用したり(ロー付)、共付けといって直接素材をレーザーなどで溶かしてつなぎ合わせる方法があります。どちらの方法も特殊な機械が必要なため、いったんお預かりして1~2週間ほどお時間をいただきます。

アズキ系のチェーンは比較的切れやすく、ベネチアンやキヘイといったチェーンは丈夫ですが、いずれのチェーンもその特性に合わせて加工し、つなげることが可能です。

当店での加工代金 チェーン切れ 一か所当たり1,300円~(メッキが必要であれば追加料金800円~)

 

③金具の不良



多くのネックレスに使用される「引き輪」と言われるチェーンを取り付ける金具は、内部にバネが内蔵されており、その反発で開閉するのですが、ほとんどは半永久的に使えるものではありません。主にバネの不良によりうまく作動しなかったり、外れてしまったりします。この場合は交換するしか手がありませんので、チェーンの素材に合わせた金具をご用意します。最近では持ち手が大きく楽に取付け出来るタイプもありますので、交換ついでに使いやすいものに変更される方も多くいらっしゃいます。

当店での加工代金 金具交換 18金の場合1,500円~(素材や形状によって異なります)

 

④真珠やビーズネックレスの糸交換



通常、真珠ネックレスには絹糸やワイヤーが使われます。よく使われている糸の場合、使用頻度や経年により劣化して、切れてしまったりすることがあります。劣化してしまう前に、定期的に糸替えをすることは、大切なネックレスをいつまでも安心して身につけるために、とても重要です。珠と珠が間延びしていて、糸が見えてしまっているようなら交換のサインです。カラーストーンなどを使用したビーズのネックレスも同様です。

当店の加工代金 糸交換 2,000円 (ワイヤー仕立ては3,000円)

 

〇修理はどこに持っていけばいいの?



ジュエリーのメンテナンスはそれを購入したお店でするものと思いがちですが、必ずしも購入したお店でないと行えないというものではありません。もちろん、自社商品の保証やメンテナンスを優遇しているお店がほとんどですので、購入したお店に持っていくのがベストです。

ただ、とくに真珠のネックレスなどは、何世代にもわたって受け継がれているものも多く、何度目かの糸替えのときには購入したお店がなくなってしまっているということもあるかもしれません。近くにジュエリーの修理店があればよいですが、ほかのジュエリーショップでも加工を受け付ける店舗もありますので聞いてみてください。ただ大手の専門店などでは、メンテナンスの受け付けは自社製品のみというところもあるようですので、事前にいろいろリサーチした上で、ご自分に合ったお店を見つけておくとよいでしょう。

 

 

〇追加情報

ジュエリーの金具の種類も日進月歩で、より付けやすくなったり、長さが調整できるなど便利なものもたくさん出ています。切れ修理や金具交換の際、また娘さんなどにお譲りする機会に新しい金具に変更するのもよいかと思いますので、代表的な金具をいくつかご紹介します。

スライドチェーン



シリコン樹脂が内蔵されたパーツで、長さ調整が自在になります。

プッシュ型クラスプ



差し込みが平たくなく円筒状なので、向きを気にせずに360度差し込むことができます。取り外す時も押すだけで簡単に外れますので後ろ手での脱着がとても簡単です。

マグネット型クラスプ



中にマグネットが入っているので、取付がとても楽で安定しています。

 

〇ポイント

・ネックレスの切れ修理は様々なパターンがあり、内容によって料金や納期が変わってくる

・購入した店舗で修理するのがよいが、それが出来ない場合は修理専門店やジュエリーショップに聞いてみる

・修理のついでにより便利で使いやすい金具に交換するのもアリ

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